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榎本武士の~神社とお寺と日本の祈り~

第1回 日本人はなぜ、神社にもお寺にも手を合わせるのか

「初詣は神社に行くけれど、お葬式やお盆はお寺にお願いする。これって不謹慎でしょうか?」

このような疑問やどこか後ろめたい気持ちを抱えている方は実は少なくありません。

初詣やお宮参り、またはご法要など、私たちは人生のさまざまな場面で神社やお寺を訪れます。

しかし、ふとした時にこんな疑問を持ったことはありませんか?

「神社とお寺、本当はどちらに手を合わせるのが正しいのだろう?」

▼その疑問が生まれる背景 ~当たり前すぎて、見えなくなっているもの~

ふだんの暮らしを少し立ち止まって見渡してみると、ある不思議な「当たり前」に気づきます。

・お盆やご法要のときは、お寺

・お正月や七五三のときは、神社

私たちは、それを「そういうもの」だと自然に受け入れ、当たり前のように行っています。

でも、その「当たり前」の裏で、ふと、ある素朴な疑問が心の奥に浮かぶことはありませんか?

「神様と仏様は、何が違うのだろう?」

「神様にお願いし、仏様に祈る。ケンカしたり、失礼になったりしないのだろうか。」

「本当は、どちらに手を合わせれば正しいのだろう?」

その疑問を持たれること自体が、とても尊いことです。

日本人は、長い歴史の中で、神様と仏様を分断させるのではなく、

もっと大きな「祈りの感性」の中で、互いに寄り添う存在として捉えてきました。

実は、神様と仏様がかつてどのように寄り添っていたのか。

そこには、私たち日本人が大切にしてきた心のあり方が隠されています。

▼日本人が大切にしてきた歴史と文化

日本人は長い歴史の中で、神社にもお寺にも、その両方に手を合わせてきました。

双方とも、日本人にとって大切な願いや祈りの聖地です。

神道という歴史の中で、神社は自然の恵みに感謝し、神様に日々の平穏や未来への「願い」を届ける場所として親しまれてきました。

一方で仏教の教えのもと、お寺はご先祖様へ感謝を伝え、仏様に「供養」を祈る場所として大切に守られてきました。

神職の祈りも、僧侶の読経も、私たちの生活には欠かせないものです。 神社で神様に願い、お寺で仏様に供養を祈る。

それは決して矛盾しているわけではありません。

日本人は、自分のためだけでなく、自分以外の誰かのために祈りを捧げることができる、とても優しい民族なのです。

神社やお寺で手を合わせる一番の理由は
大切な人を思う「思いやう心」そのものだと言えます。

▼現場で見つめてきた、祈りの本質

私は30年以上にわたり、日本の祈りの現場に関わってまいりました。

伝統的な技術を用いて、神社や仏閣といった歴史ある施設に納められる「祈りの象徴」である龍像の企画・制作に長く携わる中で、

数多くの神職や僧侶、そして手を合わせる一般の方々の姿を見つめてきました。

そこで一貫して感じてきたのは、時代が変わっても、

人々の根底にある「目に見えないものへの感謝と畏敬の念」は変わらないということです。

皆様へ

朝、窓を開けて空に向かって手をあせて
今日、一つ、自分を褒めてみください

生きていることだけで、すごい事なんですよ😊

最後まで読んでくれくてありがとうございます

あなたは今日を、ちゃんと生き抜きました。

あなたは今日も、十分がんばりました。

今日も一日、お疲れ様でした。

がんばった心と体を、今夜はゆっくり休ませてくださいね。

【次回予告】
次回は「祈りと願いは、何が違うのか?」についてお話ししたいと思います。